男性の看護師の意義について考える
看護婦という名称が看護師と変わってから久しい。
2002年の法改正によるものなので、すでに10年になる。
当時は男女雇用機会均等が社会の流れだったと記憶する。
これをきっかけに、男性の看護師が増えていったと感じる。
筆者も数度の入院経験があるが、法改正当時の時は男性看護師がいて非常にびっくりし、なおかつ、医師じゃなく看護師なんだと考えていたことを思い出す。
そして、近年の入院の時は、男性看護師の存在に全く違和感を感じなかった。
看護師という位置づけが確立されたものとしみじみ感じたものである。
ただ、その近年の入院において思ったことがある。
男性看護師は3人おり、複数人勤務するようになったのだと感じた反面、女性看護師の人数が圧倒的に多く、未だに女性中心の社会なのだと痛感した。
師長、総師長は女性で主だったリーダーも女性だった。
それでは、男性看護師の存在に意味は見いだせないのかというとそうではない。
もう一つ思ったことがある。
ベッドから車椅子への乗り移り、手術後等体が動かない状態での体位変え、など力が必要な場面では男性看護師が呼ばれるのである。
患者も男性がいる時間帯にコールしお願いしている。
男性ならではの仕事が存在しているのが実感出来たのである。
今後高齢化はさらに進み、看護と介護が一緒になる状況はさらに強まると予想される。
力が必要な仕事はさらに増えていくことは十分に考えられ、男性の看護師のさらなる増加が望まれるだろう。